不二家ノースキャロライナ
広島の女性からメールをいただいた。
お祖母さんの命日に、好きだった不二家のノースキャロライナをお供えしたいが、手に入らないでしょうか・・・という内容だった。
私が不二家にいたころは、もちろん製造していたが、そういえば最近では商品を目にしなくなった。
そこで、不二家本社のお客様相談室に電話をして聞いてみた。土日祝日でもちゃんと電話がつながるのは、なかなか優秀。
で、結果は・・・「今はもう製造していない」ということだった。
キャンディー類は、神奈川県秦野市の工場で生産していたのだが、入社研修の時、ノースキャロライナの製造ラインに入ったことがあった。
まずは、ノースキャロライナの模様が出るように、何種類かの飴を組み合わせて、直径40cmくらいのおっきなぐるぐる巻きのキャンデーの固まりを作る。
重量数十キロの巨大なノースキャロライナができるのだ。
それを円錐状のローラーが2本ぐるぐる回っている機械に入れて、徐々に延ばして細くしていき、細長い棒状にして行きながら、2cmくらいの棒状になった飴を、機械でカットして、冷却してできあがり。
おもしろい製造ラインでした。
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コメント
そう言えば、この頃見ませんね~>ノースキャロライナ。
美味しくて好きでしたが。。
でも、その巨大なノースキャロライナは圧巻ですよね(^_^)
投稿: メイリ | 2004.08.21 21:27
初めて実物を見たときは驚きました。
それととても熱いのです。
真空釜で煮上げたばかりのキャンディーを整形するので、慣れたひとは平気でさわれるのですが、普通の人は火傷します。
投稿: いよた | 2004.08.22 14:11