建築旅愁
朝から雨の日曜日、予想通り、特別なことはせず、だらだらと過ごしました。ふと、昔読んだ本を読みたくなり、引っぱり出してきました。
本の題名は「建築旅愁」、著者は長谷川尭という人です。中公新書の1冊で、巻末の奥付をみると、昭和54年12月発行となっていますので、大学の2年か3年のころに買った本です。
内容は建築をテーマとしたエッセイです。小説やビジネス書は、一度読むと、読み返すことはそれほどないですが、旅行記やエッセイだと、何度か読んでしまいます。
この本は、昔何度が読み返した記憶があります。初めてベルサイユ宮殿に行ったときに、庭園のずっと右奥にあるアモウまで足を伸ばしたのは、この本の影響でした。
旅行記的な内容だと思っていたのですが、あらためて読むと、建築を語ったエッセイという印象の方が強いですね。なかなか、旅行に出かける余裕はないので、こういう本でも読んで夢をふくらませましょう。
※1年前の投稿:喰多朗で宴会
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