「作るセンス 工作の思考」を読んで
森博嗣著「作るセンス 工作の思考」を読んだ。題からすると特殊な本のような感じがするが実際はそうでもない。作るという行為を通じて現実を理解しようというような内容に思える。
本書の一番のポイントは「予期せぬ問題は必ず起きるものだ」という一文にある。うまく行かないことを前提にする計画性が何事にも必要ということだ。
文系で工作など縁がないと思っている人にも読んでもらいたいような内容になっている。
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