街場のアメリカ論/深夜特急を読み終えて
内田樹著「街場のアメリカ論」を読み終えた。その中で興味をもったのが、「フランスは日本と戦っていない。日本と、インドシナの共同統治をしており、大戦終了時に連合国側にいただけ」というのは、どの程度事実にあっているかわからないが、意外な指摘でおもしろい。
また、アメリカ合衆国の、民主主義・資本主義の理念について、建国時に完成してしていた。アメリカは理念先行型だから、というも、おもしろい。今後、アメリカが凋落していく時、そのきっかけは何になるのか、そして、その時の日本が、今のようなアメリカ依存型であれば、日本の立ち位置はあやうい、という指摘はわかるような気がした。
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沢木耕太郎著「深夜特急6 南ヨーロッパ・ロンドン」を読み終えた。これで全六巻すべてを読んだことになる。3巻目だけは文庫本だったが、残りはすべてhonto bookの電子書籍で読んだ。電子書籍なら、気になる地名や場所が出てきたとき、簡単に検索、写真でどのような場所・建物なのかを確認できるのは便利で、内容の理解も深まる。一週間くらい休みを取って、ぷらっと海外に行きたい、と思っている。
イオン高知のセンターコートで、高知県製パン協同組合 飾りパンコンテストの展示があり見に行く。パン屋さんだけでなく、専門学校の生徒も多く出品しているとのこと。
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