« 2016年7月 | トップページ | 2016年9月 »

2016年8月の6件の投稿

2016.08.28

バルセロナ郊外の聖なる山・モンセラットへ(1) ホテルを出発

29240762752_0ccff7bf60_b

バルセロナ滞在3日目は、近郊にある聖なる山・モンセラットへ。

モンセラットには、奇岩の山に抱かれるようにしてベネディクト会のサンタ・マリア・モンセラート修道院がある。アントニ・ガウディも何度も訪れたというモンセラットへ出かける。

29169561942_cb8423a597_b

ホテルの部屋から外を眺める。通りがいくつも交差し、複雑な交差点となっている。信号もわかりにくそう。

バルセロナにきてから、ずっといい天気が続いている。雨の心配はない。写真の左隅に階段が見える。そこが地下鉄ウルキナオナ駅の入口。

そろそろ朝食に出かけようと、一階へ降りるが、フロントにいたオーナーが今日の朝食は8時からだという。仕方ないので、10分ほどホテルの近くを散歩することに。

28657016483_2a60758048_b

ホテルを出て、通りの反対側へ渡り、ホテルを振り返る。駐車しているクルマの上、2階の部屋が私が泊まっている場所。クルマの真後ろがホテル入口で、その左側の店が朝食会場を兼ねている。

歩道に大きな傘が3つ出ている。この下にテーブルを出し、夜はレストランの客でけっこうにぎわっている。

29292090606_c76c037618_b

ホテルの向かいにある小型スーパー・メルカート、日本のコンビニのような存在で、街のあちこちにある。ビールや水はここで買う事になる。バルセロナ滞在中に何度か利用した。

28704969383_16b691e13c_b

これが、ホテルのすぐ横にある地下鉄駅Urquinaona。L1とL4の路線が交差している。バルセロナ地下鉄駅へ続く階段には屋根が無く、すっきりしている。また、この写真を見て分かるように、駅が浅い。

28705042743_e1e20df0cd_b

地下鉄の切符販売機が数台、設置されている。台数はさほど多くは無い。たぶん、大部分の乗客が、回数券などを使うので、そうそう頻繁には使用しないので、少なくて済むのだろう。

29292324716_364e77aeb1_b

TMB(バルセロナ交通局)自販機のディスプレイ画面。右上のT-10というのが、10回乗車分の回数券。私も、この券を最初に1枚買っただけで、バルセロナ滞在中の乗車券としては充分だった。この回数券は、地下鉄・バス共通に使える。

28711863164_439a1b8220_b

奥の方には、自動改札機が見える。わりと古いタイプの機械が何台か並んでいる。左側の扉は出口。出口側には機械は無く、ただの扉だけ。

29047518810_8150ae7ec5_b

そろそろ8時なので、ホテルへ戻る。

29301491116_e045c67068_b

道路沿いに、大きなゴミ箱が置かれている。ゴミが散乱しているので、ゴミの回収はこれからだろう。

29047631320_3dddcababf_h

ホテルに戻ると、朝食の準備ができていた。さっそく、いつもどおりの朝食をいただく。食事をさっさと済ませて、モンセラットへ出発しよう。

2016/05/28

| | コメント (0)

2016.08.17

締切り2分前に辿り着いたグエル公園

29008971706_3c599191c6_c

5月のスペイン旅行から、もうすぐ3ヶ月となる。日付順に旅行記を書こうとすると、自分で飽きてしまうので、今回のスペイン旅行記は、気の向くままランダムに書いている。前後関係が、分かりにくいとは思うが、ご了承いただきたい。

ところで、バルセロナ滞在中に訪れた場所で、一番苦労したのがグエル公園だった。事前の研究で、「グエル公園へ行くには、バスかタクシーを使うべきで、地下鉄は使ってはいけない」と知ってはいたのだが、なんとかなるだろうと地下鉄を使った。それが間違いの元凶だった。

スペイン滞在中の投稿「バルセロナ地下鉄の注意点 特に、L5 El Coll La Teixonera駅(エルコル/ラテクソネラ)」に書いたように、グエル公園の最寄り駅は、一応、この El Coll La Teixonera駅となる。

Guel

GoogleMapで調べると、ご覧のように、距離800m、所要時間11分と表示される。しかし、これは大間違い。このルートは山越えとなり、体力と時間と気力を著しく消耗する。坂道と言うより、まさに山越え。このルートを選んだことを、山登りしながらどんなに後悔したことか・・・。

28529904094_5e011b09ea_h

そもそもの失敗は、その前に行ったサグラダ・ファミリアで、長居をしすぎたこと。そのため、少しあせって、地下鉄を使うルートを選んでしまった。地下鉄L5で、サグラダ・ファミリア駅から、El Coll La Teixonera駅へ移動するところまでは、特に問題はないのだが、到着駅であるEl Coll La Teixonera駅の構造がまず問題。

この駅自体が、地中奥深くにある。というより、駅の上に山があると言った方がいいか。出口は2カ所にあるのだが、どちらも出口がエレベーター。エスカレーターではなくてエレベーターになっているところが、すごい。

ホームの前後どちらの出口を選べばいいのか、右往左往しながらさんざん悩んだ末、一方から地上に出る。

29046158422_56b21e16c2_h

地上に出た時点で、すでに12時30分。予約時間は、まさに12時30分で、グエル公園への入場締切は30分後の13時ちょうどとなる。かなり、あせっていたので、駅の写真もこれしかない。駅前に小さな道が1本あったが、どうもそちらへ行くような感じで無い。GoogleMapでいろいろ調べて、駅の上に向かう階段(写真の非常階段のような階段)を上がる必要があるのに気づいた。

28547558553_469e4cd1d1_h

駅からは、ひたすら坂道が続くばかり。気温はさほどでも無いが、日射しが強くて暑い。かなりの急坂だが、まわりは住宅ばかり。

28879133600_8552b5721b_h

その先で、突如、エスカレーターが現れる。ここでちょっと一息つけるが、時刻は12時39分、あと20分しかない。エスカレーターを降りた後も、緩やかな坂道が続く。どこまで歩いても、グエル公園は見えない。

はぁはぁ言いながら、しばらく歩いて、やっと下り坂、というより下り階段に変わる。この下り階段が、またまた、やたらと長い。これを上ってくる人も多いのだが、この人達はどこへ行くのだろう。階段を下りきった先が、グエル公園の敷地だった。

しかし、ここに入口は無い。現在時刻は12時50分過ぎ。以前、グエル公園はすべて無料だったが、現在は、中心部分、観光的に価値ある部分が有料スペースとなっている。私が持っているチケットは、その有料スペースへ入るチケット。このチケットを見せて有料スペースに入るためには、中央部分まで移動しなければならない。グエル公園はかなり広いので、有料スペースまでがまたやたらに遠い。

もうダメかとあきらめかけた頃、前方に有料スペースの「出口」が見えた。入口では無くて、出口。しかし、もうタイムリミット。ダメ元で、出口にいた係員にチケットを見せて、「入れて!」と言う。係員は、おもむろに腕時計を見て、時刻をチェック。腕時計の長針は、58分を指していた。「どうぞ!」と言われて、出口から中へ入る。

苦労して歩いてきた甲斐があった。なんとか間に合い、入場チケットを無駄にせずに済んだ。ただ、あまりに疲れていたので、ほっと一息 グエル公園で昼食をとったことが印象に残っているくらいで、グエル公園自体の印象は薄い。

28597102274_d37b4d75ee_h

この下は涼しくて、汗が引くまで、しばらく待機していた。

28597164974_f3f3178985_h

超有名なトカゲも、一応、写真に撮っておく。

29219661705_cc59533716_h

良く分からない何かの顔。

28597259304_af8c9af4d7_h

ひたすら歩いた後に飲むセルベッサは、とにかくうまかった。

Park Guell
2016/05/26

| | コメント (0)

2016.08.09

スペイン広場からバスに乗り、サグラダ・ファミリアの夜景を見に行く

28753536642_acc69e5915_h

バルセロナ最終日の夜、Plaza Espanya(スペイン広場)駅ちかくの闘牛場を改装したラス・アレナス ショッピングセンターでサブウェイの夕食をとったあと、サグラダ・ファミリアの夜景を見に行くことにした。

一昨日の午前に、ひととおり見学したが、ライトアップされた夜のサグラダ・ファミリアは、まだ見ていない。これを見ずに、バルセロナを去ることはできない。すでに10時を過ぎ、けっこう遅い時間になってしまったが、ここからサグラダ・ファミリアへ向かう。

Google Mapsによれば、スペイン広場から、サグラダ・ファミリアへは、バスを使えば1本で行けるという。

28762286982_302bb30fdd_h

ラス・アレナス ショッピングセンター向かいのバス停へ移動し、バスを待つが、50番のバスがなかなかやって来ない。そのうち、雨も降り始める。Google Mapsの経路案内を信じて、バス停の小さな屋根の下で、しばらくバスを待ち続ける。

Img_3554_2

15分ほど待って、やっと50番のバスがやって来た。地元民にならって、腕を大きく前に出すようにして、バスを止め、乗車。Google Mapsによれば、25分ほどでサグラダ・ファミリアに着く予定となっている。バスは、夜のバルセロナを疾走していく。

28582666840_f8c2f0aa34_h

サグラダ・ファミリア近くのバス停で、停車ボタンを押し、無事バスを降りる。

バス停から少し歩くと、前方に、サグラダ・ファミリアが覆い被さるようにその姿を現した。昼間のサグラダ・ファミリアももちろんいいが、夜のサグラダ・ファミリアは、何か魂に迫ってくるような迫力がある。

28921661035_b371f90412_h

生誕の門側の前方にある池の向こう側まで行ってみる。ひと組だけ、夜景を見ているグループがいたが、すぐにいなくなった。ひとりで、サグラダ・ファミリアの夜景を観賞する。午後11時頃と時間が遅いせいか、この時間帯にわざわざ夜景を見に来る人は少ないようだ。

28816676842_78becd66c1_h

少し移動し、公園の横から再びサグラダ・ファミリアを見上げる。ここから見る限りでは、建築はまだまだこれからだなぁと感じる。2026年一応の完成ということになっているので、ふたたび訪れる日を楽しみにしておこう。

28644869540_5f8942a230_h

時間も遅いので、そろそろホテルへ帰ることにしよう。バルセロナ 市内移動はGoogleマップまかせで、ほぼ大丈夫。帰りもバスを使う。1本で帰れるので便利。

サグラダ・ファミリア前のバス停で、ひとりバスを待つ。しばらく、待たされたような気もするが、5分ぐらいだったのだろうか。N9のバスがやってきたので、手を上げて止め、乗り込む。

このあとホテルに帰ってから、大きな問題が発生するのだが、それはまた別の話。

2016/05/28

| | コメント (0)

2016.08.04

34年ぶりのピカソ「ゲルニカ」 ソフィア王妃芸術センター

28141963274_48b0cb4f8c_h

マドリードでは、ほとんど時間が取れなかった。それでも、どうしても見ておきたいものがあった。

それは、パブロ・ピカソがスペイン内戦中の1937年に描いた絵画『ゲルニカ』。

初めてゲルニカを見たのは、卒業旅行でスペインを訪れた時のこと。あれから34年の月日が流れた。

当時は、フランコ独裁政権が終わってから、まだ6~7年しかたっておらず、政情がやや不安定だったのだろう。

記憶が少し曖昧だが、ゲルニカは他の美術品とは別の建物に隔離展示されていたように思う。この建物へ入るためのセキュリティチェックがとても厳しく、持ち物はすべて預ける必要があった。

Photo

ゲルニカは、 縦3.49 m x 幅7.77 mの大きな絵画。当時は、この絵が防弾ガラスの容器にすっぽりと収められており、 防弾ガラスの前を一列になって横に進むようにして、見学した。

しかも、この防弾ガラスの横には、自動小銃をもった武装警官が数人、目を光らせていた。

絵をじっくりと鑑賞するには、ほど遠い環境だったと思う。


ゲルニカは、マドリード・アトーチャ駅にほど近い美術館 ソフィア王妃芸術センターに展示されている。

今回、この美術館を訪問するにあたっての問題は、マドリードへの到着が遅いこと。

マドリードへは、バルセロナからブエリング航空で移動。当初はVY1011便で11時30分にバルセロナを出発し、12時50分にマドリード到着する予定だった。ところが、この予約がタイムテーブルの改変でVY1025便に変更され、15時25分発、16時45分着となった。

この日は日曜日で、ソフィア王妃芸術センターの閉館時刻は19時。空港から市内までは、最低1時間はかかるはずで、閉館までにたどり着けるのか。

28161310484_c4161994a3_h

マドリード・バラハス空港から 市内行きのバスに乗る。この時点で、すでに17時半を過ぎていた。

28673714412_bf4ca4d53c_h

バスは、第4ターミナルを出発。すぐに広い道路に出るが、ここから別ターミナルへ移動。ターミナル3,2,1と順番に回って乗客を拾っていくので、なかなか時間がかかる。タクシーにしておけば良かったと、少し後悔。

28164180593_bb0974071e_h

空港ターミナルを後にし、バスは市内へ。現在、バスは高速道路上のバス専用車線を走っている。右前方に見えるタワーは、スペインの国営放送TVEのアンテナ塔。

28673793822_be2358b6e1_h

市内中心部に入ってきた。幸い、渋滞はしていない。途中、バス停に止まりながら乗客をちょっとずつ降ろしていくので、時間がかかる。

28747392216_06c4722173_h

前方、ロータリー交差点の中央に見えるのはアルカラ門。スペイン王・カルロス3世により造られた門で、王宮と同じ白い御影石が用いられている。

28747483026_6d59e526ac_h

いよいよ終点のアトーチャ駅が見えてきた。ここは、マドリード最大の鉄道駅。この駅舎もじっくり見たかったのだが、すでに時刻は18時20分。もう時間が無いので、ソフィア王妃芸術センターへ急行しないと、ゲルニカに会えなくなってしまう。

アトーチャ駅から、ソフィア王妃芸術センターは近く、徒歩5分くらいで行けるはず。

28181460404_6b540ca83d_h

アトーチャ駅に到着した。18時22分なので、閉館まであと38分。

28799092095_95a91ec26f_h

アトーチャ駅のバスターミナルは、中央部分にエレベーターがある構造。

28767665846_e08eb6f30b_h

バスターミナルから離れて、ソフィア王妃芸術センター方向へ歩く。左側の丸い部分がバスターミナル。雲が多いが、空はとても青い。

28721970031_2ec2397eaf_h

左を見ると、アトーチャ駅のドーム部分が綺麗に見えた。駅舎をじっくり観察したいところだが、時間がない。

28184284503_c8b1ea27d2_h

横断歩道を渡った先にソフィア王妃芸術センターの特徴あるエレベーターが見えた。あそこ入口だろう。芸術センターの前は、広場になっていて、子どもたちがサッカーをして遊んでいる。

28799284195_fe4d74fe38_h

やっと入口に到着。現在時刻18時30分、閉館まで30分しかない。ソフィア王妃芸術センターは、日曜日の午後は無料になっているので、入場券を買う必要は無く、そのまま入れるはず。

今日がスペイン旅行の実質最終日だが、最初から最後まで時間に追われる旅となった。分刻みの予定があり、「今日はどこへ行こうか」などと、悩まなくて済むのはいいのだが、スケージュール的にはかなり忙しく、あわただしい。

28227016064_ef2f87f6ad_h

ソフィア王妃芸術センターの入口を入ると、係員に「手荷物を検査機に通すように」と言われる。そして、奥のロッカーへ荷物を預けるように促される。

ロッカーに荷物を入れ、カギを締めようとするが、どうしてもカギが締まらない。仕方なく、係員のところへ戻り、「カギがしまらないだけど、どうやって締めたらいいの?」と聞く。

要するに、ロッカーのドアサイド(扉を閉めると見えなくなる位置)に、1ユーロコインを入れるようになっており、そこにコインを入れると、カギが締まる構造になっている。完全なメカニカルな仕組みで、分かってしまえば簡単。

もう時刻は18時35分。時間が無いので、カギの締め方を答えてくれた係員に「ゲルニカはどこですか?」と聞く。場所は2階という。すぐさま、エレベーターへ移動する。

28560281220_98cf935edb_h

エレベーターで、急ぎ2階へ。2階に着いたのはいいが、やはり場所が分からない。すれ違った係員にまた、「ゲルニカはどこですか?」と聞く。今度は部屋番号で答えてくれた。この廊下をまっすぐ進めばいいようだ。

その番号がついた部屋に入ると、中は、ピカソの作品ばかり並んでいる。しかし、それらを鑑賞している余裕はない。奥へ奥へと進むと、広い部屋があり、多くの人が集まっていた。その目線の先にあったのは、まぎれもなくゲルニカ。

係員らしき人が二人ついて監視しているものの、昔のように防弾ガラスの中に置かれているのではなく、絵はそのまま目の前にある。34年ぶりにやっとこの絵に会えた。縦3.49 m x 幅7.77 mの大きさだが、大きいとも小さいとも感じない。ちょうど良い大きさに思える。しばらく、じっと鑑賞を続けた。

しかし、5分ほどたって、女性の係員が何かを言った。すると、ゲルニカの前に集まっていた人達が、少しずつ外へ移動し始めた。時刻は18時45分、閉館15分前には、退場が始まるということだった。

廊下に出る。ぞろぞろと出口に向かって歩いて行く人々の流れがあり、私もその流れに加わる。そして、階段を降り、出口へ。15分程前に預けたばかりの荷物をロッカーから取りだし、外へ出る。

28768863101_73c2600130_h

ソフィア王妃芸術センター前の広場では、相変わらず子どもたちがサッカーに興じている。さっきまで見ていたゲルニカの印象を心に刻みながら、しばらく広場を眺めていた。

入場無料とはいえ、ゲルニカとの再会は、たった5分であっけなく終わった。

もうちょっと、じっくり見ていたかったような気もするが、芸術にさほど造形が深いわけでもなく、この5分間で充分だったのかもしれない。

ゲルニカという絵自体を見たいのではなく、ゲルニカを見ていた34年前の自分をふり返りたかった。その役目は果たせた。

2016年5月29日

| | コメント (0)

2016.08.03

坂本ケーブルに乗車(3) 車窓の変化を楽しめるケーブルカー

28730580825_47a4782f55_h

いよいよ坂本ケーブルに乗り込む。

坂本ケーブルは、門前町坂本と、世界文化遺産である比叡山延暦寺を結ぶ足として、1927(昭和2)年に敷設されている。

ケーブル坂本駅~ケーブル延暦寺両駅の高低差は480m。「霊山の山肌に、開発の爪痕が一切残らないように」という延暦寺や、「車窓から神聖なる官幣大社の社殿を見下ろされるのは」という日吉大社の要望を受けて、大津から線路が見えないよう配慮したため、橋梁7か所、トンネル2カ所を含む、カーブの連続した2025mの路線になった、という。

28115277503_5c6ec75819_b

ケーブルカーに乗車。座席は下方向に向いている。一番下の席があいていたので、そこに座る。発車時刻になると運転士が乗り込んできて、チンという鐘の音と共に出発。

28113057924_f07d7c7a8f_h

出発して2分ほどで、短いトンネルを通過する。

28730580685_a9eb6e5614_h

下に琵琶湖が見えてきた。高度が上がるにつれ、思った以上に車窓が変化する。

28730580625_fdc007daf2_h

下り車両とすれ違う、ここが中間地点ということになる。

28113057274_7bb4da336a_h

中間地点を過ぎて、さらにぐんぐん上昇していく。

28115277173_878d7ace31_h

だいぶ高い所まで上がってきた。そろそろ、終点のケーブル延暦寺駅に到着する。梅雨時の曇り空だが、今のところ、雨は降っていない。遠方に琵琶湖大橋がくっきりと見える。

28730580495_40d5ca7fb3_h

ケーブル延暦寺駅に到着。途中に「ほうらい丘」と「もたて山」という2つの駅があるが、それらには止まらなかった。途中駅で降りたい場合にはどうするのだろう?

ケーブル延暦寺の駅舎は、1927年にこの路線が開業した時の建物で、1997年に国の登録有形文化財に登録されている。

28730580515_bf2b3f20f9_h

坂本ケーブル・延暦寺駅の前に展望スペースがある。

木立に挟まれ眺望はさほど広くはないが、宿泊していた大津プリンスホテルが小さく見える。ホテルの左から湖に向かって伸びているのは近江大橋。案内板に、「ここは海抜654m、東京スカイツリーより20m高いです」と書いてあるのが微笑ましい。

せっかく、ここまで来たので、比叡山延暦寺を見学していこう。

2016年6月9日

| | コメント (0)

2016.08.01

坂本ケーブルに乗車(2) ケーブル坂本駅は遠い

28400025330_3837caa3c5_h

京阪・石山坂本線の坂本駅を出ると、正面に「比叡山延暦寺」の大きな看板と、坂本ケーブルはこちらの標識が見える。比叡山延暦寺は、1994年に、古都京都の文化財の一部として、ユネスコ世界文化遺産に登録されている。この標識にしたがって、左方向へ進む。

28400024850_19c27045c9_h

横断歩道の向こうに、日吉大社(ひよしたいしゃ)の鳥居が見える。「長さも景色も日本一」の坂本ケーブルのりばまで、徒歩10分。日吉大社は、全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社。最澄が比叡山上に延暦寺を建立し、比叡山の地主神であるこの社を、天台宗・延暦寺の守護神として崇敬した、という。

28400025340_8c5c0c27ef_h

鳥居を過ぎると、上り坂がずっと続く。緩い坂だが、梅雨時の湿った空気の中を歩くのはつらい。

28068230393_d26be8af02_h

車道から離れ、左側に平行して伸びる歩道を歩く。

28400024300_411f29a801_h

ここを左に曲がりなさい、の表示。ひたすら上り坂が続く。

28400025770_e4f71afb89_h

こんな小さな川を渡る。さらに先には階段が見える。思っていたより遠い。GoogleMapで検索すると、距離は分かるが、アップダウンの程度はわからないので、予想よりたいへんな道程の場合がある。ここは、若干そんなルート。

28068229823_ffc7b8ec2d_h

駅はなかなか遠い。表示にしたがって、さらに上がっていく。

28400023760_32e0c1906a_h

やっとケーブル坂本駅に到着した。駅舎の外に駅員が出て、こちらを見ている。後で気づいたのだが、これは発車まであと3分ほどとなっており、近づいていくる客に早く乗るよう促すためだった。

坂本ケーブルは、基本的に30分ごとの運行となっている。乗り遅れると、次の出発まで30分待つ必要がある。

28400023180_ed8f2a5da9_h

自動販売機で往復乗車券を購入し、改札を抜け、坂本ケーブルに乗車する。車両の上部に、パンタグラフが付いているが、架線は存在しない。ケーブルカーなので、動力装置は必要ないが、車内の照明や前照灯のために、昔は架線が存在した。

しかし、2006年に電源を、車内に搭載した蓄電池を利用するように変更したため、架線は撤去された。蓄電池の充電を行うため、ケーブル延暦寺駅・ケーブル坂本駅の両駅構内部分のみに、架線代わりの設備がある。

ちょっと違うが、今年、1月に訪問した高雄の路面電車と似た仕組みになっている。

Image

2016年6月9日

| | コメント (0)

« 2016年7月 | トップページ | 2016年9月 »