バルセロナ郊外の聖なる山・モンセラットへ(12) 登山電車で下山
フニクラの駅から、登山電車の駅へ移動します。
まずは、駅の自販機で「登山電車+電車」のセット券を購入。
その切符で改札を抜けようとすると、係員に止められた。
「次の電車まで、まだ1時間近くありますから、改札は開いてません」と。
そもそも、この日のモンセラット行きについては、下調べをほとんどしてなかった。
バルセロナ近郊への小旅行なので、まぁ適当でいいだろうという思いがあった。
そんな経緯があって、当日iPhoneで経路を調べながら移動していたため、時間的に窮屈な行程となってしまった。
カサ・バドリョの予約時間は気になるが、電車が無いなら仕方ない。
すぐ近くのバーへ行き、ビールを買い、電車の出発まで時間を潰す事にします。
ちょうど席が一つ空いていてラッキー。
この場所で、山を眺めながら、くつろぎます。
電車の時刻が近づいてきたので、もう一度トイレに行っておきます。
モンセラットに来た時から気づいていましたが、ここへ来る人は、ペット連れが非常に多いようです。
地元の人がよく来る行楽地だからでしょう。
3時10分、登山電車の改札を抜けて、ホームへ向かいます。
ホームは一段下にあるようです。
ホームから登山電車に乗り込みます。
新しめのきれいな電車です。
ホームに停車している電車は基本的にドアが閉まっているので、このボタンを押してドアを開く必要があります。
シートは、基本的に向かい合わせのボックスタイプで、待合室の椅子のような造りのシンプルなものです。
登山電車が出発しました。
ゆるやかな斜面を縫って走り、徐々に高度を下げて行きます。
当然ですが、ロープウェイと比べると、かなり遠回りになります。
ガラス面が広く明るい車内です。
乗客はほとんど乗っていません。
出入り口の上のシンプルな表示。
山頂と麓の間に、一ヶ所だけMonistrol-Vilaという中間駅があります。
乗客があまりに少ないので、運転席の後ろまで移動して来ました。
運転手は女性です。
運転席と客室の仕切りが、総ガラス張りなので、前方景色がよく見えます。
登山電車はふもとの駅 Monistrol de Montse に到着しました。
ここでカタルーニャ鉄道に乗り換え、バルセロナ市内へ戻ります。
電車がやって来たので乗り込みます。
登山電車とカタルーニャ鉄道は、乗り継ぎ連絡しているので、待ち時間はほとんど無く、快適に乗り換えできます。
電車に乗った時には空いていた車内ですが、終点に近づくにつれ乗客が増え、通勤電車のような様相に。
そして午後4時50分頃、やっとスペイン広場駅に到着しました。
モンセラット観光はこれで終了、時間が限られていたため、モンセラットを堪能したとは言えませんが、黒いマリア様にはちゃんと会えたので、ヨシとしましょう。
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