2020年3月の19件の投稿
2020.03.31
2020.03.29
全卓樹(ぜん・たくじゅ)著「銀河の片隅で科学夜話」朝日出版社
全卓樹(ぜん・たくじゅ)著「銀河の片隅で科学夜話」朝日出版社、2020年2月10日発行。物理学者による科学エッセイです。これは、なかなかおもしろい本です?本来難しい内容を、簡単に面白く説明しています。
第9夜に「確率と錯誤」という章があり、その中の78ページに、「高知市の金曜日の飲酒運転率が1000分の1として、高知県警が99%の精度の飲酒検知器を使用して、ランダムに車を止めて検査をした時、検知器がアルコールを検知した場合、その運転者が実際に実際に飲酒運転をしていた確率は何パーセントか」、という問題がのっていた。
答えは3択となっており、(1)90%以上、(2)90%から10%の間、(3)10%以下。答えは、この本を読んでみてください。
2020.03.28
2020.03.27
ニューヨークの感染者増加、高知でも13人目が

写真は、昨年4月に訪れたニューヨークにあるジェイコブKジャヴィッツコンベンションセンターです。ハドソンヤードのすぐ近くにある巨大な建物です。この時、この場合ではオートショー(自動車展示会)が開催されていました。
現在、ニューヨークでの新型コロナウイルス感染者の急増によって、隔離病床が足りなくなって、このジェイコブKジャヴィッツコンベンションセンターを医療施設として使うよう準備をすすめているらしいです。
話は変わりますが、地元高知でもしばらく感染者が増えず、ちょっと安心していましたが、ついにまた13人目の感染者が発表されてしまいました。
感染経路がわからないようなので、無症状感染者からの感染では無いかと思います。おそらくこれからも徐々に感染者が増えていくのでしょう。
2020.03.26
2020.03.25
東京オリンピック延期と全世界への渡航自粛
東京オリンピック2020、1年延期が決まりました。そして、外務省より、全世界を対象として、不要不急の渡航をやめるように要請が出ました。すでに、観光で海外旅行に行けるような状況ではなかったので、どちらかと言えば、仕事などの渡航も自粛しましょう、ということでしょう。
私が購入したパラリンピックの入場券はどうなるのでしょうか。新国立競技場への入場楽しみにしていたのですが。また、パラリンピック見学のために取っておいた羽田空港往復の航空券は、どうしたら良いのか。
出発55日以上前だとキャンセル手数料440円なので、のこのこ無目的に真夏の東京に出かけるよりも、素直にキャンセルするしか無さそうですね。
先日、コロナウイルスがらみで、国内線・国際線合わせて10フライトをキャンセルしたばかりですが、さらに追加キャンセルとなりました。ホテルも忘れないうちにキャンセルしておかないといけません。いやな世の中になりました。
2020.03.22
2020.03.21
新型コロナのせいで、幻となったシンガポール日帰り旅行
-03/20 GK474 高知13:30 関西14:20
-03/21 SQ619 関西11:00 SIN17:00
-03/22 SQ672 SIN01:20 中部08:40
-03/22 JL3477(FDA) 小牧18:20 高知19:25
※SINは、シンガポール
3月20日から22日までの3連休は、シンガポールへの旅行を予定していました。しかし、新型コロナウイルス感染の状況が世界的に日々悪化し、キャンセルせざるを得なくなりました。残念です。
そもそも、この旅行は、ANA特典航空券を利用して5月に予定していたドイツ・チェコに旅行に、関空ーシンガポールと、シンガポール-中部を追加して特典航空券として発券していたものです。
旅程を見ればわかるように、シンガポールでの宿泊は無く、日帰りとなっています。なお、シンガポールまでの往復はシンガポール航空利用です。
高知-関空のジェットスター便はキャンセルして同額のバウチャーに。シンガポール往復は、ヨーロッパ旅行を含めて3,000マイルの手数料でキャンセルし、小牧-高知の日本航空便は、全額返金キャンセルとなりました。
8時間ほどのシンガポール滞在をどのように過ごそうかと、いろいろ作戦を立てていたのですが、今回は諦めるしかありません。新型コロナウイルスが少しでも早く終息して、再度旅行を計画できるような世の中になってほしいものです。
2020.03.20
田中泰延著「読みたいことを、書けばいい。」ダイヤモンド社
田中泰延著「読みたいことを、書けばいい。」ダイヤモンド社、2019年6月12日発行。この本、初めて読むわけではありません。蔦屋書店で、何度か手に取って読んでいますが、今日もたまたま目についたので、手にとって、また読んでみることにしました。
帯に、糸井重里の推薦文が大きく書かれており、一瞬、糸井重里の本かと勘違いする仕組みは健在です。電通を辞めた著者が初めて書いた本が、これです。まずは、「読みたいことを、書けばいい。」というタイトルがしびれます。まさに、その通りです。また、人が読みたいと思うのは随筆で、随筆の定義は「事象と心象が交わるところに生まれる文章」と書いてあるところにも痺れます。
率直で、おもしろい内容が書かれている本ですが、そのいったんは以下のURLから読める、今のNHK大河ドラマの主人公である石田三成について筆者が書いた「秒速で1億円を稼ぐ武将 石田三成」を読めば、その一端がわかるかとおもいます。おすすめします。
鈴木真理子著「絶対にミスをしない人の仕事のワザ」明日香出版社

鈴木真理子著「絶対にミスをしない人の仕事のワザ」明日香出版社、2014年4月14日発行。おもに仕事の管理方法について書かれた本です。
ミスはしたくないものですが、ある一定の間隔でミスは起こってしまいます。それを少しでも減らせるように、こんな工夫をしましょう、という内容の本です。「メールを書く前に作戦を立てる」「添付ファイルは本文を書く前に」「受信トレイのメールは5通まで」などは、そこそこやっていますし、すぐに実行できる対策です。
ただ、仕事上のミスというのは、相手との相互作用で起こる場合もあるので、なかなか一筋縄ではいきません。関係者・関係先にミスをさせないように工夫が必要で、そこがなかなか難しいところです。
東野圭吾著「クスノキの番人」実業之日本社
東野圭吾著「クスノキの番人」実業之日本社、2020年3月25日発行。東野圭吾、作家生活35年と書いてあります。
東野圭吾の作品はほとんどまともに読んだことがないので、どのような作家なのかイメージがわきません。
本の帯には、「祈念のルールー」が書かれています。それは、「新月と満月の夜しか祈念できない」「祈念の内容は極秘」「誰かの死を願うこともできる」「願いが叶うとは限らない」です。
この作品をすこし読んでみましたが、主人公がひょんなことから、クスノキの番人という仕事につくことになり、その中で、家族の関係を知っていく物語、と思います。クスノキの大樹には神が宿るといいますから、このような小説も成り立つのでしょう。じっくりと読めば、おもしろそうな小説です。