2021年、これから
2021年になった。閉塞感のある今だが、希望を持つことはできる。普通に旅ができる世の中が戻ってきてほしい。
ところで、今まで訪れた場所の中で、いちばん良かったところはどこだろう。記憶が新しいところで言えば、断然「ピサの斜塔」である。フィレンツェ滞在のついでに足を伸ばした場所だったが、いろいろな意味でいちばん感動した。おそらく、昔から知っている場所に実際に行くというのがポイントかと思う。
一昨年訪れたニューヨークでも、1番は「エンパイアステートビル」に上がった事。外気にさらされた展望台で、あらゆる言語を喋る人々がそれぞれの言葉で興奮を表現していた。
そう言った意味では、パリのエッフェル塔なども同じだろう。定番の観光地というものは、その場所を見ることよりも、その場所に身を置くことこそに意味がある。その状況に感動するのだろう。
ピサの斜塔やエンパイアステートビルのように、子供の頃までに知った場所に行くことが感動なら、これから訪れるであろう年を重ねてから興味を持った場所の場合は、訪れたとしても、そこまでの感動は無いということになってしまう。
実際、そんなものかもしれない。ただ、それでも新たな発見を求めて旅を続けるのだろうと思うし、そこそこ安心して旅ができる世界に戻ってほしい。
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