カテゴリー「書籍・雑誌」の182件の記事

2019.09.18

読みたいことを、書けばいい。

Aa4c50231ef644abb3679c57ab612398

蔦屋書店でたまたま手に取った本が意外と面白かったのでここで取り上げることにします。

本の題名は、「読みたいことを書けばいい。」というものです。著者は田中泰延さん。広告会社の電通に長く勤めていたらしい。

読みたいことをか書けばいい。の題だけで、この本は手に取る気になりました。なんとなく、引き寄せられるところがあります。

本の帯カバーの糸井重里の文字も、これは糸井重利さんの本ではないかと勘違いさせる部分がインパクトがあります。これも出版社の作戦でしょう。

この本のこの本の肝となるのは、読みたいことを書けばいいと言う題に集約されているのですが、物書きとは随筆を書くことで、随筆とは、「事象と心象が交わるところに生まれる文章」、という説明に集約されています。

こう言われると、なるほどなと思ってしまいます。目の前に起こる物事を捉え、心を動かされたことを文章にする。それでいいんですね。

| | コメント (0)

2019.09.05

読書〜星新一「殿さまの日」で表現された事なかれ主義

06c153f4aaf24a0786b7fbffbd0fc9a6

今読んでいる本は、星新一著「殿さまの日」です。星新一さんの本は、「ボッコちゃん」から始まり、「ノックの音が」「声の網」「人民は弱し官吏は強し」など、いろいろ読んでいるつもりでした。

最近にKindle アンリミテッドに、星新一作品が並ぶようになり、ちょっと読んでみようかと選んだのがこの作品でした。

ショートショートかと思っていましたが、実際に読んでみると、けっこう長めの小説でした。「殿さまの日」を含めて、いずれの小説も、日本人の事なかれ主義を揶揄したような内容で、なかなかおもしろく、また奥の深い小説です。

今の日本人がやっていること、日本企業がやっていることも、ほぼすべてが、この小説で表現されているような、事なかれ主義なんだろうなぁと、感じます。

| | コメント (0)

2019.09.02

読書〜府中3億円事件を計画実行したのは私です。

14425be1ddc143e0aa36b322c6edb2a6

日曜日は、高知蔦屋書店で本を読んでいました。その中の一冊がこれです。

「府中三億円事件を計画実行したのは私です」という大胆なタイトルの小説です。

事件から50年が経過して、明らかに過去のものとなった犯罪ですが、犯罪の動機を淡々と説明して行くことで、一種の青春小説になっています。

犯行に使ったバイクにカバーが付いたままであった事を、この小説を読んで初めて知りました。そんな状況で犯行がよく成功したものです。

| | コメント (0)

2019.08.09

むらさきのスカートの女を読んで

9ceb6106d95b4f898573d51cce05908c

蔦屋書店で芥川賞受賞作の今村夏子著「むらさきのスカートの女」読んだ。読んだと言っても、例によって最初の50ページほどを珈琲を飲みながら読んでみただけ。

それでも、この作品のおよその雰囲気はわかる。一番の特徴はなんといっても、「むらさきのスカートの女」という文字列が、文中に再三出てくるところ。

彼女は、というような代名詞を使わずに、むらさきのスカートの女が出てくる。この本の中に、いったい何回この言葉が出てくるのだろう。

星新一なら、M子はと省略して書くところだが、この物語では、むらさきのスカートの女という言葉が、読者をどんどん引っ張っていく。

芥川賞に値するかと言われるとちょっと疑問だが、いろいろな意味でおもしろい小説ではある。

| | コメント (0)

2019.07.19

池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」

Ad7c87b7596547158415cdcbc13ac813

最近ちょっと読んだ本は、池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」です。ラグビーチームに関する物語です。

会社の主要な部署から左遷された主人公が、自社ラグビーチームの担当となり、不振だったチームを優勝に導いていく、と言うような内容の本です。

読み進んでいくと、話の展開が早く、ちょっと先が読めてしまうようなところもありますが、ラグビーのことを知らなくてもそれなりに楽しめる小説となっています。

| | コメント (0)

2019.07.15

また3ヶ月99円のKindle Unlimitedに登録しました。

9933d24a20444601b1a4a4d65857d9b3

また3ヶ月99円のKindle Unlimitedに登録しました。ちょっと読みたい本があり、購入に進もうとすると、ちょうど3カ月間99円のキャンペーンが出てきたので、1月あたり33円なら文句はない、と思って登録をしました。

だいぶ前にも、同じようにKindleアンリミテッドに99円で登録し、3カ月間だけ使用したこともありました。本来、Kindleアンリミテッドは、ひと月980円の読み放題サービスです。読み放題といっても、どの本でも読めるわけではなくて、かなり限られた本しか読めません。どちらかと言うと、あまり興味が持てないような本が多いような気がします。

それでも、1ヵ月33円なら特に文句はありません。とりあえずは、下川裕二の新しい本「東南アジア全鉄道制覇の旅」をダウンロードしてみました。99円で3カ月間は楽しめそうです。

| | コメント (0)

2019.06.22

パリという首都風景の誕生(上智大学出版)

6e18f883299a413e8d556b0ca64b825d

今日、オーテピア高知図書館で読んだのは「パリという首都風景の誕生」という本。現在のパリの風景の成り立ちを述べた本です

ルイ・ナポレオンナ(ポレオン3世)が1852年12月皇帝に即位。首都の景観や環境を不満に思っていたナポレオン3世が、セーヌ県知事となったジョルジュ・ウジェーヌ・オスマン(1809-1891)に命じて造らせたのが今のパリの基礎となっている。

オスマンは、バロック的美観に裏付けられた都市像をつくりあげるため、大通りを18mに広げ、建物も高さ18mに統一。また、歩道の増設、上下水道増設を行った。目指していたのは、パリ公園化であるという。

5d52b9d6f52a40a9a507332ed2e2d460

また、公園整備も行った。ブローニュの森のハイドパーク化(池とくねくねの小川のある公園)を計画し、実現した。荒れ果てていたブローニュの森は、フランス式公園の混じった広大なイギリス式公園なった。

さらに、元石膏採石場だった場所を、ベルヴィル村のパリ市への併合の際に、ここを大公園(ビュット・ショーモン公園)として整備した。パリの緑地として最大規模の公園となっている。

パリの景観というのは、昔からあったわけではなく、19世紀以降に造られたものという事になる私自身、過去3度パリを訪れたことがあるが、街並みの成り立ちについてはほとんど知らなかった。もし、またパリを訪問する機会があれば、街の景観というものをじっくり眺めてみたい。

 

| | コメント (0)

2019.06.15

近代ヨーロッパ探求 鉄道

A2e597c5f324418c96053b7d647a5607

 本日、オーテピアで読んだ本はこれです。ミネルヴァ書房「近代ヨーロッパ探求 14 鉄道」。イギリスから始まる鉄道の歴史を解説した本で、価格は5,000円。

鉄道はイギリスから始まります。馬車の置き換えが旅客鉄道になっていきます。フランスやドイツも、イギリスの後に鉄道が建設されますが、基本的にイギリスの援助や投資によってつくられています。

イギリスを始めとするヨーロッパの鉄道は、馬車の置き換えなので、コンパートメント方式になりました。一方、アメリカの鉄道は、蒸気客船の置き換えのため、オープン座席式になったそうです。

2f95ad057b7e4f83bf61c61ea6b13466

ちなみに、イギリスではレイルウェイ、アメリカではレイルロード。レイルウェイは個人の所有物、レイルロードはみんなのものという価値観の違いがあるそうです。

ヨーロッパなど先進地域では都市間をつなぐために作られた鉄道ですが、植民地ではもっぱら資源産地と積出港をつなぐために鉄道がつくられたそうです。

ドイツで鉄道がつくられ始めたのは、ドイツ統一前のこと。ドイツの歴史と鉄道の歴史が詳しく語られるところなど、とてもおもしろい本でした。

| | コメント (0)

2016.05.10

「ガウディの伝言」を再読中

Photo 光文社新書「ガウディの伝言」を再読している。この本は、2006年に発行されているが、私が買ったのは2009年のこと。久しぶりに、この本を読みたくなって、本棚から取りだしてきた。

 著者、外尾悦郞氏は、サグラダ・ファミリアの主任彫刻家。世界遺産である生誕の門に設置されている15の天使像は、著者の作品。

 外尾氏の仕事は、設計図や模型がほとんど残っていないサグラダ・ファミリアで、ガウディならどう考えるのかを模索しながら、建築を進めていくこと。この本の内容はとても密度が濃くて、ざっと読んだだけでは理解できない部分も多い。

 私が中学の時、音楽の教科書の表紙にサグラダ・ファミリアが使われていた。「なぜ横にクレーンが写っているのか」と表紙を見る度に疑問に思ったことを記憶している。

 ずっと先と思われていたサグラダ・ファミリアの完成は、アントニ・ガウディの死からちょうど100年後にあたる、2026年の完成が予定されている。ちょうど、今から10年後の完成ということになる。

 未完であることに価値があるのか、完成形が価値があるのかは、意見が分かれるところだが、2026年完成と決まったのであれば、完成前の工事中のサグラダ・ファミリアを、ぜひ一度見ておく必要があるだろうと思っている。

Sagradafamilia
 

| | コメント (0)

2016.05.09

Amazon99円セールで購入 CREA Traveller 2015 歓びのスペイン

Image 昨日、AmazonでKindle雑誌の99円セールをやっていた。思わず買った雑誌がこれ。「CREA Traveller 2015 Spring NO.41 歓びのスペイン」。

 昨年編集の雑誌で、特に期待もしていなかったが、写真がなかなか綺麗。特に、サグラダファミリア内部の写真などは、今まで見たことないような緻密さで撮れている。これが99円なら価値は高い。

 今日見るとすでに定価に戻っている。イタリアや他の地域なども、99円でいろいろあったので、もっと買っておけばよかった。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧