カテゴリー「書籍・雑誌」の191件の記事

2020.03.29

全卓樹(ぜん・たくじゅ)著「銀河の片隅で科学夜話」朝日出版社

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全卓樹(ぜん・たくじゅ)著「銀河の片隅で科学夜話」朝日出版社、2020年2月10日発行。物理学者による科学エッセイです。これは、なかなかおもしろい本です?本来難しい内容を、簡単に面白く説明しています。

第9夜に「確率と錯誤」という章があり、その中の78ページに、「高知市の金曜日の飲酒運転率が1000分の1として、高知県警が99%の精度の飲酒検知器を使用して、ランダムに車を止めて検査をした時、検知器がアルコールを検知した場合、その運転者が実際に実際に飲酒運転をしていた確率は何パーセントか」、という問題がのっていた。

答えは3択となっており、(1)90%以上、(2)90%から10%の間、(3)10%以下。答えは、この本を読んでみてください。

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茂木健一郎著「「いい人」をやめる脳の習慣」学研プラス

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茂木健一郎著「「いい人」をやめる脳の習慣」学研プラス、2018年12月11日発行。「嫌われる勇気」にも似た内容で、同じようなことをより簡単に、今風に説明した本です。

SNSの「いいね」が気になる人、ほしい人は、「いい人」であるという指摘はよくわかります。「いい人」を演じているうちに、疲れてしまう。わたし自身もSNSは、ほどほどにしておいた方が良いと思います。つまり、反応をチェックする必要は無いと思います。

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2020.03.28

「司馬遼太郎 対談集 日本人を考える」文春文庫

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「司馬遼太郎 対談集 日本人を考える」文春文庫 2014年6月10日発行。元の書籍は、1978年6月刊行。

題名が示すように司馬遼太郎の対談集です。私が好きな作家・山口瞳との対談も入っていたのでちょっと読んでみました。山口瞳との対談では、東京と大阪の文化・人種の違いが、あからさまな語り口で対談されています。そして、ほとんど噛み合っていないところがおもしろい。

その他の人との対談でも、互いの見識の深さが染み出していて、ほほぅと思わされる。ただ、その分、じっくり読まないと良さがわからないかもしれない。そんな本です。

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小川洋子・河合隼雄「生きるとは、自分の物語をつくること」新潮文庫

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小川洋子・河合隼雄「生きるとは、自分の物語をつくること」新潮文庫、平成23年3月1日発行。小説家小川洋子さんと臨床心理学者河合隼雄さんの対談集です。

タイトルだけで、人を惹きつける本です。臨床セラピーをやっている時の患者との接し方、受け答えの難しさ、偶然の大切さなど、ふだん考えもしないことが対談で取り上げられていて、彼らのモノの見方が考え方が少しわかる。軽く読める本ですが、奥が深いと感じました。

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2020.03.21

門井慶喜著「東京、はじまる」文藝春秋 (辰野金吾の生涯)

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門井慶喜著「東京、はじまる」文藝春秋 2020年2月25日発行。建築家・辰野金吾の生涯を描いた小説です。

辰野金吾と言えば、東京駅や日本銀行本店の設計者として有名な人物。

建築に関して、辰野金吾の名前が出てくることは多いが、辰野金吾の人物像を描いた本は少なく、この本を読めば、辰野金吾が生きた時代背景や辰野金吾の生き方を感じられます。建築に興味がある人なら、おもしろく読めるだろう。

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2020.03.20

田中泰延著「読みたいことを、書けばいい。」ダイヤモンド社

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田中泰延著「読みたいことを、書けばいい。」ダイヤモンド社、2019年6月12日発行。この本、初めて読むわけではありません。蔦屋書店で、何度か手に取って読んでいますが、今日もたまたま目についたので、手にとって、また読んでみることにしました。

帯に、糸井重里の推薦文が大きく書かれており、一瞬、糸井重里の本かと勘違いする仕組みは健在です。電通を辞めた著者が初めて書いた本が、これです。まずは、「読みたいことを、書けばいい。」というタイトルがしびれます。まさに、その通りです。また、人が読みたいと思うのは随筆で、随筆の定義は「事象と心象が交わるところに生まれる文章」と書いてあるところにも痺れます。

率直で、おもしろい内容が書かれている本ですが、そのいったんは以下のURLから読める、今のNHK大河ドラマの主人公である石田三成について筆者が書いた「秒速で1億円を稼ぐ武将 石田三成」を読めば、その一端がわかるかとおもいます。おすすめします。

http://mitsunari.biwako-visitors.jp/column/

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鈴木真理子著「絶対にミスをしない人の仕事のワザ」明日香出版社

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鈴木真理子著「絶対にミスをしない人の仕事のワザ」明日香出版社、2014年4月14日発行。おもに仕事の管理方法について書かれた本です。

ミスはしたくないものですが、ある一定の間隔でミスは起こってしまいます。それを少しでも減らせるように、こんな工夫をしましょう、という内容の本です。「メールを書く前に作戦を立てる」「添付ファイルは本文を書く前に」「受信トレイのメールは5通まで」などは、そこそこやっていますし、すぐに実行できる対策です。

ただ、仕事上のミスというのは、相手との相互作用で起こる場合もあるので、なかなか一筋縄ではいきません。関係者・関係先にミスをさせないように工夫が必要で、そこがなかなか難しいところです。

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東野圭吾著「クスノキの番人」実業之日本社

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東野圭吾著「クスノキの番人」実業之日本社、2020年3月25日発行。東野圭吾、作家生活35年と書いてあります。

東野圭吾の作品はほとんどまともに読んだことがないので、どのような作家なのかイメージがわきません。

本の帯には、「祈念のルールー」が書かれています。それは、「新月と満月の夜しか祈念できない」「祈念の内容は極秘」「誰かの死を願うこともできる」「願いが叶うとは限らない」です。

この作品をすこし読んでみましたが、主人公がひょんなことから、クスノキの番人という仕事につくことになり、その中で、家族の関係を知っていく物語、と思います。クスノキの大樹には神が宿るといいますから、このような小説も成り立つのでしょう。じっくりと読めば、おもしろそうな小説です。

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2020.02.28

司馬遼太郎記念館を訪問、菜の花に囲まれた書斎が印象に残りました。

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2月15日、東大阪市にある「司馬遼太郎記念館」を訪れました。

知らなかったのですが、司馬遼太郎の命日が2月12日のため、これに合わせて菜の花忌を行っています。

このため、写真の自宅前を含めて、記念館の近所一帯で、菜の花が満開となっていました。

菜の花忌は、司馬遼太郎の小説「菜の花の沖」にちなんだものです。

この小説は、江戸時代の廻船商人、高田屋嘉平を主人公とした歴史小説で、波瀾万丈のなかなかおもしろいストーリーです。

司馬遼太郎の主要な小説は、ほとんど読んでいるのですが、まだ読んだことの無い『街道をゆく』シリーズを読んでみようかと思いました。

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2019.09.18

読みたいことを、書けばいい。

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蔦屋書店でたまたま手に取った本が意外と面白かったのでここで取り上げることにします。

本の題名は、「読みたいことを書けばいい。」というものです。著者は田中泰延さん。広告会社の電通に長く勤めていたらしい。

読みたいことをか書けばいい。の題だけで、この本は手に取る気になりました。なんとなく、引き寄せられるところがあります。

本の帯カバーの糸井重里の文字も、これは糸井重利さんの本ではないかと勘違いさせる部分がインパクトがあります。これも出版社の作戦でしょう。

この本のこの本の肝となるのは、読みたいことを書けばいいと言う題に集約されているのですが、物書きとは随筆を書くことで、随筆とは、「事象と心象が交わるところに生まれる文章」、という説明に集約されています。

こう言われると、なるほどなと思ってしまいます。目の前に起こる物事を捉え、心を動かされたことを文章にする。それでいいんですね。

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